法人代表あいさつ 理事長 石和田 尚記
初めまして代表理事の『石和田 尚記』です。まず初めに私が、障がいを持った方と出会ったきっかけからお話させて下さい。1985年9月、九州の宮崎県で生まれた私は、視覚に障がいを抱えた両親から産れました。物心ついた頃には両親が視覚障がい者だという事は知っておりましたが、弱視という事もあり文字は書けないものの育児は勿論、美味しい料理も健常な両親以上に作ってくれて、自分の両親が視覚障がい者だと言う特別な考えはありませんでした。そんな私が両親以外の障がい者の方と出会ったのは22歳の時、大阪で出会った視覚障がい者サッカーチームの方達でした。彼らは、ごく普通に私を誘ってくれましたが、私は「目が見えないのにどうやってサッカーするんだ?」と半信半疑な思いもありつつ、好奇心から
週末の練習を見学しに行ったことが出会ったきっかけです。その後は言うまでもなく障がいの壁を乗り越えサッカーボールを追いかける選手の皆さんに心を打たれ現在に至ります。一般社団法人あいずは、そんな障がいに臆する事無く挑戦し続ける障がい者の方がもっと自由にサッカーが出来る環境を提供できるように発足された団体です。そして、サッカーボールを蹴る場所だけでなく、小さい頃から障がいを抱え、スポーツとは無縁だった方やキッズ達、事故などで運動に制限をされた方など、【サッカー】を通し、日常生活をより一層充実させ、新たな夢へと走り出せる様にサポートしていければと考えております。
私たち「あいず」の法人名には【合図】【複数の愛】【たくさんの目】【私たち】という意味が隠されてます。そんな「あいず」の名に恥じない心温める活動を障がい者の笑顔を求めおこなって参りますのでよろしくお願い致します。